はいどうも、群青屋のピズです。
私が昔連載してた、くじらジュブナイルって知ってます?
青春SFラブコメ4コマの傑作。
そのくじらジュブナイルが、なんとマンガ図書館Zで無料配信されています。
ぜひ読もうね!
合わせてPDF販売もされておりますので、きちんと保有したい方も安心。
kindleでの販売申請もしてあるので、そっちでもそのうち買えるんじゃない?
この作品は電子化されていなかったので、電子派の皆様も嬉し恥ずかし。
たくさん買おう!くじらジュブナイル!
で、せっかく過去の作品に触れる機会ができましたので、
ちょっと当時のことをいろいろ語ります。
まずこの作品が連載されていた、まんがタイムきららミラク。
既に休刊となってしまって寂しい限りですが、このくじらジュブナイルを含め、
僕は始まりの時期に連載させて頂いておりました。
2011年に増刊として生まれ隔月刊行、翌年に独立創刊して月刊化しました。
ビジュアル特化の作品群に、通常8ページの4コマ連載を
10~12ページに増やし、読み応えもアップ。そんな雑誌でした。
僕はミラクが立ち上がる前に、姉妹紙で一度読み切りを載せてもらっていました。
次の作品はどうしましょうかねぇ、とやってるときにミラクの話が来て、
あなたミラクでやりなさいよ、ということになったのです。
僕はこういう、立ち上げ直後の手探り時代が好きなのです。
何故なら前例がないから縛りが少ないというか、我を出せる感じがして。
初めての漫画執筆ということもあり、結構好きに描いた作品でした。
だからでしょうか。
今読み返すとほどほどに忘れているということもあり、普通に面白かったです。
ときどき話していますが、僕は仕事以外で漫画を描いたことがありません。
マジで原稿の仕組みだとかサイズだとか、そのレベルから勉強しつつ描いていました。
ちょうど僕が2011年4月からフリーランス絵描きになりましたので、
このミラク時代はいろんな意味で僕にとって最初の時期というイメージがあります。
このくじらジュブナイルの連載終了後、しばらく漫画から離れます。
別に離れたかったわけではなく、食べていくためのイラスト仕事に忙殺され、
すぐにお金にならない漫画の企画作業はフェードアウトしていったというわけです。
貧乏は漫画も描けないわけです。悲しいですね。
そこから数年、悶々としながらも仕事をこなしていると、
ある日また漫画を描かないか?とお声かけ頂き、パレニアルの連載につながっていきます。
別に気にしたことなかったですけど、今くじらジュブナイルを読み返すと、
パレニアルと共通するクセみたいなのがあって、これが作風ってやつなのだなぁと思いました。
そのセリフに至るまでのキャラの思考を明示しないとことか。
そんな感じです。
また何か漫画描けるように頑張ります。
チャオ。
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